出張整体の開業方法やノウハウについて徹底解説!

公開日:2026/01/19  

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出張整体とは、施術者が利用者の自宅や指定の場所へ訪問して施術を行うスタイルで、近年注目を集めている働き方のひとつです。店舗を構える必要がないため、初期費用を抑えて開業できるのが魅力です。一方で、店頭での宣伝ができないため、集客が難しいという一面もあります。

そこで今回は、出張整体の開業方法から集客のノウハウまでわかりやすく解説します。出張整体師として独立を目指す方は、ぜひ参考にしてみてください。

出張整体の開業方法

出張整体は、店舗を構えずに利用者の自宅や指定場所へ訪問して施術を行うため、比較的少ない初期費用で開業できるのが特徴的です。ただし、スムーズに事業をスタートさせるためには、開業手続きや必要書類、費用面について事前に把握しておくことが大切です。

開業手続き

出張整体は、国家資格を必要としないため、比較的簡単な手続きで開業できます。基本的には、個人事業主として事業を開始する形となり、税務署へ「開業届」を提出することで開業が可能です。

ただし、鍼灸師や柔道整復師などの国家資格を有する場合は、資格に応じて所轄の役所や保健所への届け出が必要になるケースもあります。出張のみで施術を行う場合でも、地域によっては「出張業務開始届」の提出を求められることがあるため、事前に所轄の保健所に確認しておくと安心です。

また、節税効果の高い青色申告を行う場合は、開業から一定期間内に「青色申告承認申請書」を提出しておく必要があります。

開業時に必要な書類

まず「個人事業の開業・廃業等届出書」を税務署に提出します。青色申告を希望する場合は、あわせて「青色申告承認申請書」の提出を忘れないように注意しましょう。

また、保健所への届け出が必要な地域では「開設届」や「出張業務開始届」の提出を求められることがあります。届出の内容は、氏名・住所・連絡先・保有資格などが一般的です。国家資格を有する場合は、免許証の写しや住民票、印鑑などの提出を求められることもあります。

必要書類や提出先は地域によって異なるため、必ず事前に所轄の保健所に問い合わせて確認しておきましょう。

開業にかかる初期費用の目安

出張整体は、店舗型と比べて初期費用を大幅に抑えられる点が魅力です。主な初期費用としては、シーツやタオル、消耗品、移動用の車両や交通費、広告宣伝費などが挙げられます。

簡易的な開業であれば、数十万円程度からスタートすることも可能です。すでに車両を持っている場合には、さらに初期費用を抑えられます。無理のない資金計画を立て、必要最低限から始めるのが成功のカギです。

整体師に資格は必要?

整体師として働くために、必須となる国家資格はありません。整体師の資格はすべて民間資格であり、資格がなくても施術を行うこと自体は可能です。

しかし、利用者の立場から考えると、資格や修了証を持つ整体師のほうが信頼感を得やすいのは事実です。人の身体を扱う仕事である以上、正しい知識や技術がなければ、利用者の身体に悪影響を与えてしまうリスクもあります。

そのため、独学ではなくスクールや通信講座などで基礎から学び、民間資格を取得してから開業することをおすすめします。民間資格には、さまざまな種類があるため「どのような整体師になりたいのか」「どんなスキルを身につけたいのか」によって選ぶといいでしょう。

解剖学や生理学、手技、骨盤矯正などの知識を体系的に学ぶことで、安全かつ効果的な施術が可能になります。

出張整体師に求められるスキル

出張整体師として成功するためには、整体の知識や技術に加えて、幅広い能力が求められます。

整体の知識・技術

出張整体師には、常に技術向上を意識する姿勢が欠かせません。人の身体は一人ひとり異なり、学校で学んだ知識だけで全ての症状に対応できるわけではありません。新しい施術法を学んだり、現場経験を積んだりしながら、技術を磨き続けることが重要です。

また、出張整体師は施術者であると同時に個人事業主でもあるため、経営者としての視点を持つことも欠かせません。

コミュニケーション能力

整体の知識や技術と同じくらい重要なのが、コミュニケーション能力です。利用者が身体の悩みを安心して相談できる雰囲気をつくることで、信頼関係が生まれます。

施術前のヒアリングや施術後のフォローを丁寧に行うことで、満足度が高まり、リピーター獲得につながります。また、LINEやメールを活用したアフターフォローも効果的な手段です。利用者がリラックスして施術を受けられるような接客を心がけましょう。

出張整体の集客のポイント

出張整体で安定した収入を得るためには、集客の仕組みづくりが欠かせません。ここでは、押さえておきたい集客のポイントを3つ紹介します。

ターゲット層を絞り込む

店舗を利用する顧客層と出張整体を利用する顧客層とでは、ニーズが大きく異なります。出張整体で新規顧客を獲得するためには、ターゲットを明確に絞り込むことが重要です。

出張整体を利用する方には、必ず理由があります。たとえば「産後で外出が難しい方」「小さな子どもがいる」「忙しくて店舗に通えない」など、明確なニーズが存在します。産後の女性をターゲットにするのであれば、骨盤矯正に強みがあることを積極的に宣伝するといいでしょう。

このように、誰に向けたサービスなのかを明確にし、ターゲットに刺さる強みを打ち出すことが重要です。「誰でもいいから利用してほしい」というのでは訴求力が弱く、リピート利用にもつながりません。

さらに「ペルソナ」を設定することで、より効果的な集客施策を考えやすくなります。ペルソナとは、サービスを利用する顧客像を具体的な人物として細かく設定するマーケティング手法のひとつです。まるで実在する人物のように具体化することで、顧客の需要を深く理解できるようになります。

ウェブサイトを作成する

近年、スマートフォンでの検索でお店やサービスを調べることが一般化してきています。チラシを配るだけでは、広い層にサービスを周知するのが難しいため、ウェブサイトでの宣伝が欠かせません。

とくに出張整体では、ホームページが店舗の代わりとなります。施術内容や料金、対応エリア、施術者の想いなどを分かりやすく掲載し、安心感を与えることが大切です。

ただし、ウェブサイトの作成には膨大なコストと時間がかかるため、初めのうちは無料のホームページ作成サービスやブログを活用するのもひとつの手です。

ポータルサイトを活用する

新規顧客の獲得には、整体・美容系のポータルサイトを活用するのも効果的です。初回限定クーポンや口コミ機能を通じて、集客につなげることができます。

また、SNSを活用して施術の様子や健康情報を発信することで、認知度向上とファンづくりにもつながります。「休憩時間に肩こりを解消する方法」といったコラムや「〇〇駅周辺でサービスを実施」などの情報を発信することで、集客のチャンスが広がります。

さらに、SNSでの利用者との交流は、リピート率アップにも効果的です。こまめにコミュニケーションを取ることで信頼関係が深まり「近くにいるので施術をお願いしたい」といった依頼につながるケースもあります。ポータルサイトとSNSを併用し、継続的に情報発信を行うことが、安定した集客につながるポイントです。

まとめ

出張整体は、店舗を持たずに開業できるため、初期費用を抑えながら独立を目指せます。資格は必須ではありませんが、スクールや通信講座などで専門知識・技術を身につけておくことで、施術の質が向上し、利用者からの信頼獲得にもつながります。

また、出張整体で成功するためには、施術スキルだけでなく、利用者の悩みに寄り添うコミュニケーション能力や個人事業主としての経営視点も求められます。ターゲット層を明確にし、ウェブサイトやポータルサイト、SNSを活用した情報発信を行うことで、安定した集客が期待できます。

本記事が参考になれば幸いです。

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