整体師は働きながらでも目指せる?社会人がスクールを選ぶ際にチェックするべきポイントも解説

公開日:2023/09/15  最終更新日:2023/06/05

整体師になるための特別な資格はないため、今すぐにでも整体師と名乗ることは不可能ではありません。ただ、副業として整体師をしたい、将来は整体師として開業したいと考えているなら、知識や技術、資格を取得する必要があるでしょう。そこで本記事では、働きながら整体師を目指す方法について解説します。

整体師は働きながらでも目指せる?

整体師は、人々の健康維持・改善するために、施術を通して体のゆがみを整え、痛みやだるさを解消する仕事です。整体師を名乗るために必要な資格はないため、今すぐにでも整体師と名乗ることは可能ですが、実際に施術をしたり、患者の悩みを改善したりするためには、専門的な技術や知識が必要です。

ただ、すでに社会人として働いている場合、本業の仕事と並行しながら、整体師を目指せるのか疑問に感じている方も多いでしょう。結論として、働きながらでも整体師を目指すことは可能です。

整体師を目指すには、大学や専門学校に通う方法もありますが、社会人の方は専門学校や短期コースに参加し、知識や技術を学ぶのが一般的です。これらのコースは、通常、週末や夜間に開催されるため、仕事との両立がしやすくなっています。また、オンライン学習という選択肢もあります。

なお、整体師になるためには、まずは関連する解剖学や生理学、病態生理学などの基礎知識を学ぶ必要もあるほか、実践的な技術を身につけるために、実習が必要となります。

整体に関する資格を働きながら取得する方法

整体師は、身体のバランスを整え、健康を促進するための専門的な職業です。整体師は無資格でも名乗れるものの、関連する資格を取得しておくことで、技術や知識があることの証明になり、信頼を得やすくなります。

働きながら整体師の資格を取得するためには、いくつか選択肢があります。まず、整体の専門学校で学ぶのが、選択肢の一つです。

専門学校では、解剖学や生理学、施術技術など、整体に必要な基礎知識と技術を学ぶことができます。多くの専門学校では、授業のスケジュールが週末や夜間に設定されているため、働きながらでも通うことができ、資格取得を目指せます。

次に、整体スクールで学ぶ方法もあります。スクールは専門学校とは異なり、講師の自宅や公共施設で、学びの場が提供されているのが一般的です。

専門学校と比べて授業料が安く、現場で活躍している整体師から、直接指導を受けられるのが魅力です。修学期間は1~3か月程度で、短い期間で整体師になりたいと考えている方におすすめです。

そのほか、通信講座で学ぶ方法もあります。通信講座は、自宅や職場など、インターネット環境さえあれば、好きな環境で学習できるのがポイントです。

テキストを主体とした講座が一般的で、知識面は取得可能ですが、実技経験が詰めないのが懸念点です。ただし、仕事と両立しやすいので、選択肢の一つとして考えるとよいでしょう。

社会人が整体学校を選ぶ際にチェックするべきポイント

社会人が整体学校を選ぶ際、忙しいスケジュールを考慮するなど、チェックしておくべきポイントがあります。まず、学校の場所はチェックすべきポイントの一つです。

通勤時間や交通手段を考慮し、自宅や職場からアクセスしやすい学校を選びましょう。職場と自宅の間にあれば、交通の便がよく、退勤後にスクーリングしやすくなります。このように、学校の場所を考え、通学にかかる時間や負担を最小限に抑えることは、モチベーションを維持するために重要です。

また、本業に支障が出ない、スケジュールに合う授業があるかもポイントになるでしょう。

社会人向けの学校では、夜間や週末に授業が開講されています。自分の仕事や日常生活と、授業のスケジュールが調整しやすい学校を選びましょう。柔軟な時間帯の選択肢がある学校であれば、仕事と学習の両立がしやすくなります。

ただ、仕事の都合によって参加できない場合があると想定されるため、授業の振替が可能かも確認しておくと安心です。振替授業の制度があれば、学習計画の調整や授業の進行に柔軟に対応できます。

そのほか、どのくらいの期間で取得できるのかも重要な要素です。社会人として働きながら学ぶ場合、学習に充てられる時間が限られています。資格取得までに時間がかかりすぎると、モチベーションが下がる原因になるため、どのくらいの期間で資格を取得できるのか把握しましょう。

まとめ

社会人として働きながら整体師を目指す場合、専門学校に通う、スクールに通う、通信講座で学ぶというのが一般的です。独学で学ぶ、もしくは無資格で整体師を名乗ることは不可能ではありませんが、専門的な技術や知識が必要であるため、知識や技術をしっかりと学び、民間資格の取得を目指しましょう。

現状の働き方やかけられる費用、時間などを照らし合わせ、自分に合う学習環境を選択することが大切です。また、専門学校やスクールを選ぶときは、場所やスケジュール、振替授業があるかなどを確認しておくのがおすすめです。

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