副業整体師として働くメリット・デメリットについて解説!

公開日:2023/10/15  最終更新日:2023/06/05

会社員などで本業を行いつつ、手に職を持てる整体師を副業としたいと考えている方もいるでしょう。また、将来整体師になろうと考えており、いったん副業から始めたいと検討している方もいるのではないでしょうか。そこで本記事では、副業で整体師として働くことは可能かについて解説します。

整体師を副業で始めることは可能?

昨今、副業の人気が高まっており、多くの人々が自分のスキルや経験、知識を活かせる副業を始めています。副業といっても、さまざまな選択肢がありますが、整体師も副業として始めることが可能です。

ただし、思い立ったその日から働けるわけではなく、準備が必要であるといえるでしょう。たとえば、整体師として活動するには必要な資格はないため、いきなり整体師と名乗ることも不可能ではありません。

しかし、人の体の悩みを解決するためには、一定以上の知識や経験、スキルが必要となるため、スクールや学校に通う、整体で働いて現場で学んでなどの準備が必要です。

また、副業として整体師を始める場合、本業の合間を縫って、働く時間を確保しなければなりません。整体は休日や夜間のニーズが多いので、副業に適しているといえますが、自分のスケジュールを適切に管理し、本業と副業、プライベートの時間などのバランスを、考えておくようにしましょう。

副業整体師の主な働き方

本業を行いつつ、整体師を副業として始めることは可能だといえます。しかし、ひとえに副業整体師といっても、働き方のパターンがあり、パートやアルバイト、出張整体、自宅での整体などの選択肢があります。

たとえば、パートやアルバイトは、副業整体師としてメジャーな働き方の一つです。整体院やスパ、フィットネスクラブなどで、定期的なシフトで、採用してもらえる可能性があります。

パートやアルバイトとしての整体師の働き方は、副業としての柔軟性を持ちながらも、専門知識と経験をさらに高めるのに適しています。とくに、夜間や休日などは時給が高くなるケースもあるので、効率よく稼ぎたい方にもおすすめです。

次に、出張整体師として、副業を行うケースです。特定の店舗を持たず、顧客の自宅やオフィス、イベント会場など、指定された場所で施術を行うのが特徴です。

仕事が忙しく、時間が取れない方、高齢で店舗に行くのがむずかしい方などからニーズがあり、初期費用やランニングコストを抑えて運営できるという利点があります。出張整体師として活動する場合、自分の車や必要な道具を整え、広告や口コミを通じて、顧客を集めることが重要です。

そのほか、自宅で施術を行うのも選択肢の一つです。自宅を施術場所とすることで、初期費用を押さえて店舗を持てるのが特徴です。賃貸物件に住んでいるなどで、自宅に施術スペースを確保できない場合は、レンタルスペースを借りる方法もあります。

副業整体師として働くメリット・デメリット

副業整体師として働くメリットと、デメリットについて説明します。まず、整体師に限ったことではありませんが、副業を行うことで追加収入を得られるメリットがあります。

本業以外にも収入源が確保できれば、生活費や趣味に使えるお金が増え、経済的な余裕が持てます。また、もし本業の会社を退社することになっても、副業である程度の収入が得られていれば、焦らずに済むのもポイントです。

また、整体と副業は相性がよいというメリットもあります。整体は平日の日中ではなく、土日や祝日、退勤後の夕方以降などにニーズが高まります。副業整体師を目指す方は、退勤後、もしくは休日に働くことを想定しているケースが多いと考えられるため、需要の高まるときに働けるのです。

また、自分の努力次第で人気が高まれば、稼ぎを増やせるのも魅力でしょう。

ただし、副業整体師にはデメリットもあります。たとえば、副業を持つことはで仕事量が増え、時間の制約や責任が増えたり、体力的に負担が大きくなったりします。

せっかくの休日でも働かなければならず、副業と本業、プライベートとの時間のバランスを取ることがむずかしく、ゆっくりできる時間を確保できない可能性があります。とくに、整体師はデスクワークではないため、体力的負担がかかるといえるでしょう。

また、初めの段階では、顧客を確保するのがむずかしいのもデメリットです。本業として整体師をしている人と比較すると、確保できる時間が少ないので、経験や信頼を得るのに時間がかかり、安定して顧客を確保するのに時間がかかります。

ただ、根気よく続けていくことで信頼を得やすくなるほか、資格を取得することで技術や知識があることの証明になるのでおすすめです。

まとめ

整体師は、副業としてもおすすめです。夕方以降や土日、祝日などの需要が高まるため、会社員として働いている方などは、副業として勤務する時間にニーズが高まりやすいと考えられます。

ただし、プライベートや本業との時間のバランスを取るのがむずかしくなったり、安定して顧客を獲得するまでに時間がかかりやすかったりするというデメリットもあります。根気よく続けて、関連する資格を取得することで、技術や知識があることの証明になるのでおすすめです。

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