整体学校を選ぶ際にチェックするべきポイントについて解説!

公開日:2022/11/15  最終更新日:2022/10/07

「整体師になるための方法は?学校はどうやって選べばいいの?」このような疑問を持っている方に向けて、この記事では整体師になるための条件や、整体学校を選ぶ際のチェックすべきポイントを紹介しています。整体学校の利用を検討している方は、この記事を参考に、ご自身にぴったりの学校を選んでください。

整体師になるためには?

まず整体師になるための条件をご紹介します。

整体師になるために資格は必要?

整体は医療行為ではなく、民間療法です。そのため整体師になるために国家資格や公的資格は必要ありません。整体師の資格は各団体や個人から発行される民間資格のみになります。そのため無資格であっても「整体師」と名乗ることは可能です。

では「整体師になるために、資格や知識は必要ないのか?」というと、そうではありません。施術によってお客さんの身体の調子を整えるためには、人の身体の構造に関する専門的な知識が必要です。また、整体に関連する資格を得ることで周囲からの信頼を得られたり、資格を取得する過程で幅広い知識を身に付けたりできます。

また、個人で開業する場合を除き、整体師を目指す方の多くは、整体院などに就職するケースが一般的です。その際、就職先が重視するのは、学んできた内容や資格の有無であることが多くなっています。これらの理由から、整体師を目指す際、専門的知識を学び、資格を取得する機会を設けることをおすすめします。

整体に必要な知識はどうやって勉強する?整体学校がおすすめ!

整体師になるための知識や技術を学ぶ方法としておすすめなのが、整体学校に通うことです。おすすめの主な理由は、以下になります。

・知識や技術をしっかり学べる

・直接指導してもらえて質問できる

整体学校であれば、整体師になるためのカリキュラムが用意されています。座学で知識を、実技によって技術をしっかり学べるため、現場に出てからも安心です。また、分からない部分は直接講師に確認できるため、間違った知識を身につけてしまう心配がありません。整体師を目指す仲間もいるため、切磋琢磨できる環境があることも魅力の1つといえるでしょう。

ただし、通信講座などで学ぶ場合と比較して、費用が高くなる傾向にあります。その分、実践的な内容を学べるため「本気で整体師を目指したい」という方におすすめです。

整体学校のタイプごとの特徴

整体学校を利用することを検討する際に、確認しておきたいのが整体学校のタイプです。各タイプで学べる内容は異なります。自分に合う学校のタイプを選ぶことが大切です。

なお複数のタイプをあわせ持つ整体学校も多くなっていることを覚えておきましょう。ここでは、それぞれのタイプの特徴をご紹介します。

医療タイプ

整体の技術を修めるためには、人体の構造の把握が必要になります。そのため西洋医学と東洋医学の基礎的知識を身に付けなければなりません。

整体に必要な基礎医学を学べるのが、医療タイプの学校です。整体に必須の知識となるため、多くの学校がこの医療タイプになります。解剖学や生理学を学んだ上で、実技をとおして整体の技術を身につけることができます。

リラクゼーションタイプ

近年は整体に「癒し」や「美容」の要素を求める方が増えてきています。癒しや美容に関する知識を学べるのが、リラクゼーションタイプの学校です。アロマやヨガといった、心身をリラックスさせるためのスキルを学ぶことができます。

スポーツタイプ

スポーツ選手や部活で運動している学生を対象として整体を行うためには、スポーツ整体を学ぶ必要があります。スポーツ関連の医学療法を学べるのが、スポーツタイプの学校です。スポーツトレーナーとして、選手のパフォーマンス向上に役立ちたい方は、このタイプの学校がおすすめです。

キャリア支援タイプ

整体師として開業を目指している方もいるのではないでしょうか。開業に必要な経営学や会計学、ホスピタリティを学べるのが、キャリア支援タイプの学校です。

整体学校を選ぶ際にチェックするべきポイント

整体学校を選ぶ際にチェックすべき4つのポイントを確認しましょう。

講義内容や取得できる資格

先述した学校のタイプやコースによって、学べる内容はさまざまです。また民間資格の取得に向けたコースを用意している学校もあります。ご自身が必要とする知識を学ぶことができ、資格取得を支援してくれる学校を選びましょう。

費用や在籍期間

費用がご自身の予算に収まっているか確認するようにしましょう。ただし「安ければ安いほどいい」という訳ではありません。学びたい項目がカリキュラムに組み込まれているかどうかが大切です。

また、学ぶ内容が増えれば費用も高くなり、在籍期間も長くなる傾向にあります。整体師として活動を始めたい時期が決まっている場合は、講義が終了する時期も確認しましょう。

アクセスや講義の時間帯

アクセスのよさはもちろん、開講している時間もチェックすべきポイントの1つです。開講の時間帯は以下のようなものがあります。

・全日制

・平日夜間

・土日祝日

平日に時間が確保できる場合は、じっくりと学べる全日制がおすすめです。短期間に集中して知識や技術を身につけることができます。平日の日中に仕事をしているなら、平日夜間か土日祝日に開講している学校を選びましょう。生活のリズムを維持しつつ、整体師を目指すことができます。

サポート体制

「就職へのサポート体制が充実しているか」についても見逃せない点です。就職に向けた相談など、フォロー体制が整っているか確認しましょう。また、提携している整体院があれば、その整体院への就職を斡旋していることもあります。なお開業を目指している方は、独立に向けた支援制度の有無をチェックしましょう。

まとめ

今回は整体師になるための条件や、整体学校を選ぶ際のチェックすべきポイントを紹介しました。整体師になるために必須の資格はありませんが、良質な施術を行うためには、人体に関する知識が不可欠です。

そのような知識が整体の技術を学ぶためにも整体学校の利用がおすすめです。この記事の内容を参考に、ご自身にぴったりの整体学校を選んでください。

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