整体師として成功するためには?成功のポイントを紹介!

公開日:2023/04/15  最終更新日:2023/03/15


スマホやPCを使う機会が多い近年では、肩こりや姿勢の歪みによる体の不調を抱えています。こういった事情から、筋肉をもみほぐして心身を健康にしてくれる整体師の人気の高まりとともに、整体師になりたいと希望する人も増加傾向にあります。そこで今回は、数あるライバルたちとの差別化をはかり、整体師として成功するポイントを紹介します。

そもそもどんな人が整体師に向いているのか

どのような職業でもそうですが、整体師にも適性というものがあります。ここでは、整体師に向いている人の特徴について紹介します。

人と関わるのが好き

整体師も接客業のひとつです。じかに人の体に触れ、どこに不調があるのかをコミュニケーションを取りながら聞き出さなくてはいけません。そのため、お客さんとコミュニケーションを取ることに抵抗のない人は整体師に向いています。

人に喜んでもらうのが好き

整体師は体力的に疲れる仕事でもあります。それでも「一生懸命施術して不調を整えてあげたい」「人の喜ぶ顔を見ると嬉しくなる」といった、奉仕の精神を持った人は整体師に向いています。

スポーツ経験者

整体に通う患者のなかには、スポーツをしている人やアスリートも少なくありません。スポーツ経験のある人はアスリートの気持ちが理解できますし、筋肉の働きにも精通しているでしょう。スポーツ経験者は、解剖学にもなじみやすいと言われています。

勉強熱心で向上心がある

現状に満足せず、つねに上を目指して向上する努力を怠らない人は整体師に向いています。体の不調は、人によってさまざまです。患者の立場にたって少しでも不調を取り除けるように、知識や技術を高め続けることが大切です。

体力・気力に自信がある

整体師は体力を消耗する仕事です。1日に何人もの患者を施術しなければいけないので、体力のある人は整体師に向いているでしょう。また一生懸命施術しても、患者からクレームが入ることがあります。患者からのクレームも大切な意見と、前向きにとらえられる強い精神力も整体師には求められます。

整体師はどこで活躍できる?

整体師が働く場所として真っ先に思い浮かぶのは整体院ですが、ほかにもいろいろな場所で整体師は活躍しています。整体の大切さに注目されている近年では、「カイロプラクティック院」「整骨院」「スポーツジム」「整形外科でのリハビリのサポート」などといった、リハビリ目的の施設のほか、「リラクゼーションサロン」「エステサロンやスパ」といったリラックス目的の施設などがあります。

このように、整体のスキルが活かせるフィールドが広がっています。また、整体と効くと男性が通うイメージを持つ人も多いでしょう。近年は整体師の需要が高まり、美容の要素を取り入れた整体が女性を中心に注目を集めています。アロマやエステと組み合わせたリラクゼーションサロンなどでも整体師が活躍しています。

また日本では高齢化が進んでおり、介護・福祉士施設でも整体師は重宝されています。もともと整体は体が不調になった時に通うイメージがありましたが、いつまでも健康に暮らしたいと願う人たちの間で、代替医療として整体師が注目されているのです。

そして整体師としてのキャリアを積んでいくと、独立して整体院を開業するという道も開けていきます。このように整体師の仕事は、あらゆる分野で注目されているのです。

整体師として成功するには何が大切なのか

整体師になるための国家資格は存在していません。そのため整体師を目指す人が多いのは事実です。目指す人が多いということは、競争相手が多いということでもあります。整体師として成功するためには、多くの競争相手との差別化をはかることが重要です。

そのために必要なのは、整体と関連した国家資格を取得することです。整体師は国家資格がなくてもなれますが、資格があることで整体師としてできることが増えるでしょう。ここでは整体師が取っておくと有利になる国家資格を紹介します。

柔道整復師

いわゆる「ほねつぎ」や「整骨師」と呼ばれる職業で、骨折した時にギプスで固定するなどの施術ができます。

あん摩マッサージ指圧師

整体と施術が似ているのがあん摩マッサージ指圧師です。整体師よりも必要性が高い患者に対して施術を行います。施術者が体重をかけて患者が痛みを感じるほどの強さで指圧することもあり、整体師よりも危険度の高い施術を行うこともあるので、国家資格が必要です。

鍼灸師

患部のツボに細い針を刺すはり師と患部にもぐさを置いて燃焼させるきゅう師のことで、東洋医学にもとづいた古くからある治療行為の一種です。人体に直接刺激を与えるので、はり師・きゅう師それぞれの国家資格が必要です。整体師は国家資格がなくてもなれる職業なので、整体院で働いて経験を積みながら資格を取得して、さらに知識を深めたり技術を高めたりすることも可能です。

まとめ

整体師になるための特別な資格はありません。そのため近年の需要の高まりを受けて、整体師を目指す人は増えています。多くのライバルたちに打ち勝って整体師として成功するためには、整体師に関連した国家資格を取得することも視野に入れておいた方がよいでしょう。

資格を取得することで整体師ではできない施術もできるようになり、仕事の幅が広がります。現在整体師はさまざまな分野で活躍しているので、自分が目指すべき整体師のビジョンを思い描いて必要な資格にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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